雪の日は暖かく感じるが今日は、、、
これは一昨年の大雪の時の写真です。
珍しく今日は科学的なエントリーをしてみたいと思います。
雪の降る日の前日、東京では異様に寒くなります。
そして次の日になり雪が降ります。
さぞかし雪だから寒いだろう。
と思いきや案外寒くない!なんで経験はあったりしますよね?!
今回の雪ではあまりそんな感じはしなかったですが、それは雨になってしまったためでしょう。
では何故氷ってるはずの雪が降ると暖かく感じて雨では寒く感じるのか。
これは凝固熱と気化熱の問題だと思われます。
雪が降るということは空気中の水分が凍るほどの温度ということ。
水分が氷になるとき実はまわりに熱を放出しながら氷になります。
ただ実際に地表に近い部分の空気中の水分が凍るわけではなく、上空で起こっているだけなので、それが地上にいる我々に届かは微妙ですが、それがゆえに暖かく感じるというわけではないかと。
その他には雪雲は高度が低く、暖かい空気が逃げづらくなる。や、湿度が上がるからなんてことも言われてたりします。
また、これは逆のことも成り立ちます。
それが気化熱です。
よく晴れた日の朝は放射冷却で寒い!なんて言いますが、まさにそれが気化熱。
朝日が当たり、空気中の水分が蒸発すると気体になるときに空気中の熱を奪うのです。
だから気温が下がり寒くなる。というわけ。こちらは本当です。
冒頭でも今回の雪ではあまり暖かく感じなかった。
と書いてますが、特別寒くも感じませんでした。
これは気化熱と凝固熱がほぼ一定になったからではないかと考えます。
ただ今回は途中から雨になったあと晴れたせいか、案外寒かったですけどね。
また今週の土曜日あたりが危ないみたいなので気をつけなければいけないですね(^^;;